世の中には二種類の人間がいる

格上の人間を見てやる気を鼓舞するタイプと、格下の人間を見てやる気を鼓舞するタイプだ

性格のひん曲がったワイは圧倒的後者である

勉強も、絵も、ダイエットもそうだった
下の人間を見つけては、こうはなるまいと努力した
どうにか前者になろうと何度も試みた
べらぼうに絵の上手い人のイラストを見てから絵を描き始めるも、まずポージングやテーマ設定の発想から貧困すぎて、「生まれもったものが元々違うから仕方ないんや」と諦めた
「もともと頭が良いから」「もともと痩せやすい体質だから」あの人には私がかなうはずないと思ってしまう

格上の人間をターゲットにした場合は、その理想とするターゲットとの差がどれだけ縮まったかを自分の成長の指標とすると思うんやけど、格下の人間をターゲットとする人間の場合は、ターゲットとの差がどれだけ開くかが自分の成長の指標となる

格上をターゲットにする場合は、もともとの能力がターゲットの方が上であることもあるため、自分が努力してもどれだけ追いつけるか果てしないが、格下をターゲットにすれば、もともとの能力がこちらの方が上である可能性があるので、努力すればするほど成長を感じやすい
格下ターゲットが頑張った場合、こちらもおのずと頑張らなければいけなくなるので、追い込まれないと行動できないタイプにはお勧めである(?)


上をみてがんばれる正統派キラキラ前向き女子になりたかった